Kingston Technology社の製品のご紹介です。

Kingston Technology社は、メモリーモジュール専業ベンダーとして1987年に創業し、今日に至るまで様々なメモリーモジュールをPCベンダー他多くのシステムベンダーに提供してきました。
2005年現在、世界のメモリーモジュールの供給シェアでは40%を超える、世界一のメモリーモジュールベンダーです。

弊社では、日本国内のOEMベンダー様向けにメモリーモジュールを取り扱っており、様々なご要望にお応えすべく日々努力致しております。

取り扱いメモリーモジュール

SDRAM、DDR、DDR2を搭載したDIMM、SO-DIMM、FB-DIMM等市場に存在するメモリーモジュール全般。
メモリーのバンク構成、容量等は各種対応しています。

弊社は、OEMとしてご要望される以下のような対応、ご相談を承っております。

指定メモリーベンダーの指定チップの使用
御社ロゴ入りモジュールの供給
御社専用製品型番の設定
鉛フリー、RoHS対応に関する件
メモリーチップのレビジョンに関する件
メモリーチップの供給状況

前述しましたようにKingston Technology社はメモリーチップをウェハーで仕入れているラインもあるため、ウェハーでの在庫も保持しています。このため、一世代、二世代前のメモリーチップ、例えばSDRAMを搭載したメモリーモジュールなどに関してもウェハーの在庫状況によりますが、ご要望に応える事が可能な場合もあります。
また、メモリーベンダーから世代の古いチップの供給を受ける場合には、ロット数が数万個ベースとなり価格も高値となる事が通常ですが、日本のOEM、特に組込み関係では年に数Kといったオーダーがほとんどです。このようなOEM顧客のご要望にKingston Technology社では対応が可能です。

Kingston Technology社は、メモリーチップを供給する各社大手メモリーチップベンダーからの仕入れを行っている関係上、メモリーに関する情報、例えば供給状況、レビジョン等様々な情報を知りえる立場にあります。
また、弊社のスタッフも半導体関連のベテラン揃いですので、御社の開発に何らかのお手伝いが出来るものと確信しております。

Kingston Technology社のメモリーモジュールに関する事は、何なりと弊社営業担当までご相談下さい。

Kingston Technology社では、上のイメージのようにチャンバーを使用した製品の信頼性出荷試験を全てのメモリーモジュール一枚一枚に対して行っています。

ウェハーからメモリーチップのパッケージング、メモリーモジュールのアセンブリ、試験、出荷と、製品供給における一貫したラインを持っている事もKingston Technology社の特徴でもあります。これが意味するところは、それぞれのパートにおいてそれに応じた最新の設備を有しているということです。
ウェハーから仕入れている事から、ほぼファブレスではない体制が取れている点も、製造、品質といった日本のOEM企業の取り組みに通じるところがあると考えています。

また、社名を出す事は出来ませんが、数社の大手メモリーベンダーや大手PCベンダーの「純正」メモリーモジュールといった物も、実はKingston Technology社でアセンブリ、試験が行われ、各社のパッケージングが施され、工場から各社の配送センターへ直接出荷されています。メモリーモジュール上のシルク印刷はその会社の名称でも、Kingston Technology社製というわけです。この点からもKingston Technology社の製造、品質、製品管理といった部分のレベルの高さが伺いしれるでしょう。

更に、JEDECのメンバーでもあるKingston Technology社ですので、最先端の技術を使用するケース、また新しいプラットフォームに合わせたメモリーモジュールの開発等をJEDEC規格の検証、提案を含めて行っております。

Kingston Technology社は、AVL（Advanced Validation Labs)社をIntel社と共に設立し、Intel、AMD、VIAといったCPU、チップセットベンダーから、ATI、NVidiaといったグラフィックス、チップセットベンダーまで、開発におけるプラットフォームとメモリーモジュールのチェックを行っております。AVL社に関してはこちらをご覧下さい。